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安全な銅
緑青、青水。なんら心配する必要はありません
緑青(ろくしょう)、青水が毒だと思っている人がいます。
それはまったくの誤解です。昭和59年8月には、厚生省(現厚生労働省)が緑青猛毒説が間違いであることを認めています。
ここでは銅の緑青と青水についての正しい知識をくわしくご紹介します。
   緑青についての正しい知識
  は、赤褐色の色合いをしていますが、これが大気中で雨露に当たると緑色の被膜ができます。これが緑青(ろくしょう)で、化学的には塩基性炭酸銅といわれる化合物で、サビの一種です。
東京大学医学部衛生学教室による「銅の衛生学的研究」では、長期の動物実験により緑青は毒ではないことを結論付けました。そしてこの調査結果をふまえ行われた厚生省(現厚生労働省)の3年間にわたる研究の結果、昭和59年8月に緑青は毒物や劇物に含まれるような有害物ではないことが認められました。
 
  つて緑青は、教科書や百科事典にも有毒や有害と記載され、間違って教育されてきた経緯があります。東京大学医学部衛生学教室の元教授・豊川行平氏は、「緑青のグリーンが毒々しく見えたから、いつのまにか毒だと信じ込んでしまったのではないでしょうか」と語っています。古くは古代エジプト時代から人々に使用されてきた銅。その長い歴史のなかで、緑青によって生命がおびやかされたことはありません。いたずらに恐れたり、心配する必要はないのです。人と銅との長い歴史がそれを証明しています。  
  厚生省(現厚生労働省)の研究結果が発表された際の報道記事  
  厚生省(現厚生労働省)の研究結果が発表された際の報道記事  
  【パンフレット】 緑青(銅のサビ)の知識 緑青ってナニ?  
  【参考資料】 緑青(塩基性炭酸銅)の毒性 <出典:社団法人日本食品衛生協会>  
   
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   青水についての正しい知識
  水が出た」とおっしゃる人がいますが、そもそも青水は、一般家庭の水道水からは出ないものです。銅イオンが水道水に溶け込んで青く見えるには、100ppm以上溶け込んだ場合です。住宅の水道水の基準は1ppm。そのため銅イオンにより青くなるはずはありません。それではなぜ見間違えるかというと、海や湖の透明な水が、光の反射・吸収でコバルトブルーに見えるのと同じ原理です。
「青水かな?」と思ったら、簡単にチェックできます。透明なコップに入れてみましょう。おそらく透明ではないでしょうか。また、浴槽などに付く青いスジは、浴槽の石けんやあかと水に含まれる微量の銅イオンとが反応して青くなった場合が多く、害はありません。台所用の油汚れ専用洗剤を使うと、きれいに取り除けます。
 
  【パンフレット】 青い水ってナニ?  
  <お風呂などの水が青く見えるのは>
目に見える光、可視光線は色()の光線の集まったもので、赤側が弱くなると青っぽく、紫側が弱くなると赤っぽく見えます。
浴槽など溜め置きのきれいな水が青く見えることがありますが、これは浴槽中の水自身や浴槽の壁材によって光の長波長側(赤側)のエネルギーの小さな部分が吸収され、青側の光の割合が多くなるため青っぽく見えるのです。同じ水道水を透明(または白っぽい半透明)のコップと、同じ色合いの不透明なコップに入れ上から観察してみると、不透明なコップの水が青く見えることからも裏付けられます。
 
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